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「データを活用する」が当たり前の社会を目指して~カギを握るのはデータマネジメント人材の育成と確保
コロナ禍とともに日本企業でもビジネスのICT化・オンライン化が一気に進んだ一方で、ビジネスの成功に欠かせない「データ活用」が実践できていない企業や組織があぶり出されました。
実践できていない理由として、データ活用への理解不足、そして、そのための人材不足が挙げられます。
zeroONEのクロージングセッションでは、ビジネスの成長に向けたデータ活用とは?そのための人材育成と確保について――データマネジメント領域の最前線で活躍する3名のパネリストが、それぞれの視点で今見えている課題と対策、そして、2023年以降に取り組むべきヒントをお届けします。
横浜国立大学 国際社会科学研究院
横浜国立大学 学長補佐 国際社会科学研究院 教授
田名部 元成
横浜国立大学学長補佐・国際社会科学研究院教授。博士(工学)。一般社団法人経営情報学会(JASMIN)会長。情報システム研究方法論、およびシミュレーション&ゲーミングの経営学教育・情報人材育成への適用を研究。近年データマネジメント教育に関する教育実践研究に着手。情報処理学会情報システム教育コンテスト(ISECON2015)最優秀賞受賞。
アドビ株式会社
デジタルエクスペリエンス事業本部
ソリューションコンサルティング部
マネージャー 兼 エバンジェリスト
安西 敬介
2001年より国内大手航空会社にてWeb解析やデジタルマーケティングを担当後、2008年にオムニチュア株式会社へ入社。2009年の買収によりアドビシステムズ株式会社へ。エンドユーザーとしての経験を活かし、解析・パーソナライゼーション・デジタルCoEなどのコンサルティングを実施。2017年3月より製品エバンジェリストとして従事。
株式会社primeNumber
ソリューション本部 Head of Solution Architect
岩田 匠
フューチャー株式会社にてDBAやプロジェクトマネージャー、R&Dを経験。小売や出版など幅広い業界にシステム導入を実施。その後、学生時代の専攻でもある人工知能やMLの経験から株式会ABEJAへの転職。
PaaSのビジネスリードとしてマネジメントも行いながら、大手製造業や製薬会社、IT系ベンダー、専門学校など、さまざまな業種業態に合わせた形でのワークショップや講義も実施。現職ではソリューションアーキテクトとして、顧客向けのデータ分析基盤導入を実施しながら、データエンジニアリングの教育にも従事。
株式会社技術評論社
デジタル事業部部長
馮 富久
1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属、同誌編集長(2004年1月~2011年12月)や『Web Site Expert』編集長を歴任。その後、2007年、gihyo.jpの立ち上げなど、技術評論社のWeb・オンライン企画、イベント企画などを担当。現在は、2022年4月に設立したデジタル事業部にて、技術評論社の電子出版やEC、企業マーケティング、広告を中心に、デジタル・オンライン事業を取りまとめる。2021年5月より、電子書籍専門企業 株式会社GREEPの社外取締役に就任。社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ